4月29日(昭和の日)
高川フットパス「甘茶にあわせて八十八か所」が開催されました。
残念ながら、朝からあいにくの雨
今回は、通常のフットパスとは違い
これまでこのコースで気になっていた、石灰岩にちらほら顔を出している化石…のようなものを見つけるフットパスです。
私たちが道中見つけた、化石!?のようなものを紹介します
まず、入口から
まさか、これは”うに”?!
そしてこちらは、2枚貝!?
曲線を描く、凹凸がどれも化石に見えてきました
城川町はずーーーーっと昔、海!
それが隆起を繰り返しやがて大陸に
高川にある、鍾乳洞にもウニの化石が見つかっています
あいにくの雨は、化石探しには恵みの雨に。
水にぬれることで
形がはっきりと見えるように
また、春の山中は
植物たちもそこかしこに
様々な角度から、石を観察
数日前にあった地震の影響で、石の観音様が傾いている場所も
フットパスの大切な取り組みの一つに、地域の資源の整備かあります
地震の影響があったものを一枚一枚写真に収め、直したものや後日直しに来るものも
美しく色が生える、山つつじが残っていました
新緑の黄緑色の中に、濃いサーモンピンクの花が映えます
今、赤松が枯れているのを知っていますか
このままでは絶滅してしまうかも
絶滅してしまったら、松茸が取れなくなるかも
なぜ、赤松が枯れるのでしょうか
実はこの赤松も枯れ始めているのです
またまた発見!今度は何でしょう
こちらは「シュンラン」ひっそりと咲いています
そして、2枚貝でしょうか、ウニでしょうか
この日は、西方寺は合同供養祭の日でした
地元の方が甘茶を作り訪れた人たちにふるまわれました
今年は、こちらの観音様のいる花御堂も花々に美しく飾られていました
その横にはなんと立派なサツキ
珍しい木を紹介しますね
こちらは「かごの木」鹿の子と書きます。小鹿のバンビちゃんの模様に似ているからでしょうか
こちらは「ギンラン」かわいらしいはなですね
大地の恵みの中で、植物たちも一生懸命に生きています
その歴史は遠く、私たちの想像をはるかに超える
様々な事象を乗り越えて今ここにいます
これから先もまもっていきたですね
と、こんな風に考えることができる
これもフットパスの
「ありのままの風景を歩く」
からこそですね。